ヨギボーが人気の理由
人をダメにするソファのヨギボー
近年、あるソファが注目を浴びている。それはYogibo(以下ヨギボー)が販売するクッションだ。このクッションは人をダメにするソファとして人気があり、その代表的メーカーがヨギボーなのである。しかし、人をダメにするソファなら他社も生産している。そのような状況の中で、なぜヨギボーが人気なのか。今回はその謎に迫る。
ヨギボーが人気の理由
理由は3つある。1つ目は、なんといっても洗濯ができるからだろう。実は、従来の人をダメにするソファは洗濯ができなかった。そのため1度汚れがつけば、対処することができなかったのである。しかし、ヨギボーの人をダメにするソファは外カバーを取り外して洗濯することができる。
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そもそも、ヨギボーのソファは高級志向だった。価格も1万円代からとなっており、一般的なソファの倍以上の値段がするものもある。そのため、今までは高級品を購入する金持ち層をターゲットに商品を展開していた。この金持ち層にとっては、ヨギボーを洗いたいという考えはなく、汚れたら買い換えれば良いという発想が多いと思われる。しかし、エコという考え方が徐々に浸透して一変。ヨギボーも洗濯して何度でも使用したいというニーズがでてきた。恐らく、そういった経緯で「洗えるヨギボー」は誕生したのだろう。
新居では掃除のしやすさを考慮してソファを置かずにヨギボーマックスにする予定
— Niziri (@Nizirim) June 1, 2020
ヨギボー楽しみだよヨギボー
あとドラム式洗濯機とブラーバも... pic.twitter.com/k2wUtBNd4v
また、この「洗える」ということは他の客層を掴むことにも成功した。それは、「高級品を少し使ってみたい層」である。この層の人々は、高級品を持って見たいという思考を持ちながら、せっかく購入した高級品を長く使用したいという考えを根に持っている。そのため、従来のヨギボーのような高級な消耗品にはお金をかけないのである。しかし、ヨギボーは洗濯することができるソファを開発したことで、高級な消耗品から高級な家具に進化したのである。そのため、そうした認識をした「高級品を少し使ってみたい層」の人にも需要ができ、新たな顧客が一気に増えたことから人気が出たと考えられる。
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2つ目は、ソファの代わりになっているということだ。先述した通り、ヨギボーは洗濯ができるようになり、一気に顧客の幅が広がった。そのためクッションから、ソファと同等の役目を持つ家具へと進化したのである。ここで注目してほしいのが、ソファの値段である。ソファの相場は、およそ2万円~数十万円と幅広くある。もちろん高いソファを買えば、それなりの気持ちよさを体感できると思われる。しかし、2万円前後の安いソファでそれは体験できるだろうか。おそらく、座り心地もそれほど良くない見栄えだけのものがほとんどだと思われる。それを買うくらいなら、1万円ほどのヨギボーを買った方が、遥かに座り心地を体感できる。つまり顧客はイスに対して、見た目ではなく、座り心地の良さを求めているのだ。そのため、これまでソファを購入していた「高級品を少し使ってみたい層」からの需要も獲得でき、人気に繋がったのである。
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3つ目は、テレワークの影響である。コロナ禍でテレワークが増えたことにより家の滞在時間は増加。そして外出も自粛が続いているため、娯楽も家で行うことになる。そのため、いかに家でくつろぐことができるかがポイントとなっていたのだ。そこで注目されたのがヨギボーだった。イスに座ってリモートワークをしていると、どうしても足腰が痛くなる。そのため、いかに足腰を楽にできるか考えた結果、多くの人がヨギボーにたどり着いたのだろう。値段に関しては、これまで外出費用に使っていた分から払えば1万円は非常に安い値段と考えることができる。そういった社会情勢の影響もあり、ヨギボーの人気は急上昇したのだ。
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ヨギボーのこれから
以上のように、ヨギボーが人気の理由について見てきた。その理由は、洗濯できること、ソファの代わりになったこと、テレワークの影響という3つがあった。そして、この3つから人々はイスに対して、見た目ではなく、座り心地の良さで商品を選んでいるということが明らかとなった。近年売れているゲーミングチェアもおそらくそういった事情から売れているのだろう。そのため、ソファの需要は今後ますます減少してくると考えられる。ソファメーカー各社は今後どのように対応していくのか。その変遷を見届けたい。